コミュニケーションが必要な理由
医療現場では、正確な情報共有が患者さんの安全につながります。報告・連絡・相談を円滑に行うためにも、日頃のコミュニケーションは欠かせません。
チームワークを円滑にするポイントは“言葉遣い”
断定的な言い方で否定しない
否定的な言葉や断定的な言い方は、受け取る側に冷たい印象を与えてしまうことがあります。忙しい場面でも、相手を思いやった言葉遣いを意識することが、円滑なコミュニケーションにつながります。
業務中には、わからないことや一人では対応できないことに直面する場面もあるでしょう。そのようなときは「わかりません」「できません」だけで終わらせず、「もう一度教えていただけますか」「ご指導をお願いいたします」と理由やお願いを添えることで、相手への配慮が伝わります。
あいまいな言い方をしない
後輩を指導するときに「ちゃんとやってね」「しっかり気をつけてね」といった言葉だけで済ませていませんか。こうした伝え方では、何をどのように行えばよいのかが相手に伝わりにくく、認識のずれが生じることがあります。
安全かつ正確に業務を進めるためには「どの手順を確認するのか」「何に注意してほしいのか」を具体的に伝えることが大切です。明確な指示は後輩が行動しやすくなるだけでなく、伝達ミスの防止にもつながります。
コミュニケーションで大切なポイント
情報共有は結論ファースト
報告・連絡・相談では、まず結論から伝えましょう。その後に「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」といった5W1Hを加えると、情報が整理され、相手に正確に伝わりやすくなります。
聞き取りやすい声の大きさや明瞭な発音を意識し、落ち着いて話すことも大切です。「ありがとうございます」「よろしくお願いします」など、一言を添えることで、より円滑なコミュニケーションにつながります。
相手の意見や考えは最後まで聞く
相手の話を最後まで聞くことは、信頼関係づくりの第一歩です。途中で話を遮らず、相づちを打ちながら話を聞くことで、お互いの理解が深まり、安心して意見を伝えられる職場づくりにつながります。
特に、先輩が後輩へアドバイスや指導をする場面では、一方的に自分の考えを伝えるのではなく、まずは相手の状況や考えを確認しましょう。そのうえで目的や理由を添えて伝えることで、後輩も納得して行動しやすくなります。
明日から意識したいこと
忙しい毎日の中でも、言葉を少し意識するだけで職場の雰囲気は変わります。
相手を思いやる一言が、安心して働けるチームづくりにつながります。