5月・6月に行きたい国内旅行先4選!
初夏のお出かけにおすすめのスポットは?
爽やかな初夏の空気が漂い始める5月から6月。大型連休や心地よい気候に誘われて、旅行を検討する方も多いことでしょう。この時期の旅行におすすめのスポットを全国各地から4つ紹介しますので、ぜひ計画の参考にしてみてください。
白神山地「青池」/青森県
住所:青森県西津軽郡深浦町森山
JR五能線「十二湖駅」から弘南バス奥十二湖行きに乗車。「奥十二湖」バス停より徒歩で約10分

世界遺産である白神山地にある十二湖。その代名詞とも言われるのが、美しく澄んだ色合いが見事な「青池」です。神秘的な風景を眺められるスポットとして世界的にも人気が高く、多くの観光客が訪れています。
1年を通じて豊かな自然を感じられる白神山地と青池ですが、6月は特に人気のシーズンです。水の透明度が増し、より鮮やかなコバルトブルーを楽しめるでしょう。5月ごろからは新緑の季節となり、ブルーの湖とのコントラストが鮮やかです。徐々に気温が上昇し、快適に過ごせる季節ですので、ゆったりとトレッキングをするのもおすすめです。
青池から徒歩で10分程度のところにある「森の物産館キョロロ」ではランチやショッピングを楽しめます。青森ならではのお土産品やグルメに注目してみてください。また、「十二湖ビジターセンター」では、地域の成り立ちや生態系について学べます。併設された養殖場では幻の魚「イトウ」が飼育されており、その姿を間近で観察できるでしょう。
無人島「猿島」/神奈川県
住所:神奈川県横須賀市小川27-10(三笠ターミナル/猿島ビジターセンター)
・ターミナルより専用フェリーで約10分
・周辺に有料駐車場あり
京浜急行線「横須賀中央駅」より徒歩約15分
または横浜横須賀道路「横須賀I.C.」より車で約10分

「猿島」は、東京湾に浮かぶ唯一の自然島です。横須賀からフェリーで10分と、誰でも手軽に訪れられるのが魅力。非日常感あふれる無人島で、さまざまなレジャーを体験できるでしょう。気温が上昇する5月・6月は、バーベキューや探検ツアーといったアクティビティもより快適に満喫できます。
過去には、旧日本軍の要塞として使われていた猿島。終戦まで一般人の立ち入りが禁止されていたという島内には、当時を思わせる史跡が数多く残されています。豊かな自然と無骨な旧日本軍施設のコントラストが、多くの人を惹きつけています。
開放的なビーチでリラックスして過ごしたり、バーベキューを楽しんだりするのも良いでしょう。機材は現地でレンタルできますし、事前に手配しておけば食材の現地直送もできます。とにかく手軽に、非日常の雰囲気に浸れるのが「猿島」の魅力です。
「猿島」への入園料は、15歳以上(中学生を除く)500円、小・中学生250円です。大人・中学生1,500円、小学生750円の往復フェリー乗船料とセットで支払います。「猿島」へのフェリーは基本毎日運航していますが、荒天時には欠航の可能性もあるので注意してください。
なばなの里「バラまつり」/三重県
住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
東名阪自動車道「長島I.C.」より車で約10分
または「名古屋 名鉄バスセンター」より直通バスで約30分
※5月下旬までのイルミネーション開催期間中は周辺エリアで一部交通規制あり

三重県桑名市のナガシマリゾート内にある「なばなの里」は、国内最大級の花のテーマパークです。毎年5月から6月にかけては、ベゴニアガーデン内にある「バラ園」で「バラまつり」を開催。2,300坪もの広大な敷地に、約900種類・5,000株以上のバラの花が咲き誇ります。美しく整えられたガーデンの中で、優雅なひと時を過ごせるでしょう。園内各所で珍しいバラを見つけるのも良いですし、豊かな香りを楽しむのもおすすめです。また日没後にはライトアップが施され、昼間とは違った風景を見せてくれます。
「なばなの里」には、花市場や、レストランの他、地上45mの高さから360度のパノラマでなばなの里を一望できる展望台、アイランド富士があります。1日たっぷり遊んだあとは、園内にある「里の湯」にて汗を流してみてはいかがでしょうか。手ぶらで利用できる温泉施設なので、ぜひ心地よいひと時を満喫してみてください。
「なばなの里」の入場料は、季節によって変動する仕組みです。冬季イルミネーション期間が終了する5月下旬から6月上旬は、料金が変わる可能性も。お出かけの際は、事前に公式サイトで確認なさってください。またバラまつりが開催されるベゴニアガーデンに入るためには、別途入場料が必要です。
備中川「北房ほたる公園」/岡山県
住所:岡山県真庭市下呰部
中国自動車道「北房IC」より車で約10分

5月下旬から6月にかけて、美しいほたるの乱舞を観賞できるのが岡山県にある「北房ほたる公園」です。環境省により「ふるさといきものの里百選」に指定されている北房エリア。県内有数のほたるの里として知られています。日本の原風景を思わせる、どこか懐かしい備中川。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類が飛び交う様子は、とても幻想的です。まるで異世界に迷い込んだような、この季節だけの特別な風景を見られるでしょう。
ほたるが乱舞する様子は備中川沿いの広いエリアで楽しめますが、「北房ほたる公園」まで出向けば、ほたるに関する展示を見られます。ほたるの一生を説明した模型や写真により、さらに理解を深められるでしょう。
公園内には普通車用の無料駐車場が20台分用意されていますが、ほたるが飛ぶ時期の夜間利用には注意が必要です。光害を防ぐため、北房振興局への駐車が推奨されています。備中川沿いを歩いて移動すれば、美しい風景をより一層満喫できるでしょう。
近隣エリアでは、ほたる観賞に合わせた宿泊プランや食事、体験メニューも豊富に用意されています。あわせて足を運んでみてはいかがでしょうか。
※写真は全てイメージです