TRIP~ “定番から穴場まで”海外旅行に行くなら押さえておきたい名所~
余暇を利用して、世界の魅力的な場所へ旅行するのは最高のリフレッシュです。どの国へ行こうか考えるだけで心が浮き立つのではないでしょうか。定番から穴場まで、行き先はさまざまです。本記事では海外旅行でおすすめの国を集めてみました。心ゆくまで異国の空気が楽しめる、とっておきの国をご覧ください。
Croatia〈クロアチア〉
欧州が誇るフォトジェニックな美観

バルカン半島にあるクロアチア共和国は、ヨーロッパでも有数の美景をいくつも持つ美しい国です。とくに「アドリア海の真珠」ことドブロブニクと、「ヨーロッパで最もロマンチックな街」ことロヴィニはこのうえなく美しい景色が堪能できます。
ドブロブニクはアドリア海の青さもさることながら、独特のオレンジ色をした旧市街の屋根も日本にはない味わいです。青とオレンジの対比が太陽に照らされる光景は息を呑むほどの美しさ。1991年には世界遺産に登録されました。世界に誇る美しい光景は、一度見れば忘れられないほどの感銘を受けることでしょう。
ロヴィニはあまり日本のメディアに取り上げられていないためか、ドブロブニクほど知名度はありません。しかし近年、旅行好きの間でじわじわと人気が高まっている美景の街です。アドリア海をのぞむ丘の上にある街並みにはカラフルな家が並び、欧州ならではの味わいを持つ石畳と可愛らしいコントラストを織りなします。
一歩路地に入れば小洒落たカフェがいくつも開いており、ゆったりとした時間を過ごす人々の姿さえもがフォトジェニックな光景を切り取ったよう。まるで映画の世界に入り込んだ気分が味わえそうです。

Taiwan〈台湾〉
近場でも充実感が味わえる異国情緒

それほど長い休暇が取れない、でも異国情緒を味わいたい…。そんな方には台湾はいかがでしょうか。日本からほどよい近さでありながら、台湾にしかない文化や空気感が味わえます。
定番を楽しむなら人気の夜市をそぞろ歩き、ショッピングや台湾グルメに舌鼓。とくに台北の「士林(しりん)夜市」は規模が大きく、まるでテーマパークのようなにぎわいでありながら、どこか雑然とした異国情緒が味わえる不思議な場所です。
観光名所をめぐるなら、アニメ映画の舞台になったと言われている「九份(きゅうふん)」がおすすめです。海に臨んだ街並みは風光明媚という言葉にふさわしく、狭い路地や石段が台湾のほかでは味わえない異国情緒を醸し出します。とくに夕方から点灯する数々の赤い提灯はあまりにも幻想的で、現実離れした光景に溜息をもらすことでしょう。
アクティビティなら「深澳(しんおう)レールバイク」でサイクリングはいかがでしょうか。ロードレースのような自転車ではなく、なんとフグをモチーフにしたキュートなバイクで片道20分ほどのサイクリングが楽しめます。サイクリングロード脇に広がる青い空と海のなか、自然とサイクリングを満喫しましょう。

Niue〈ニウエ〉
世界でもっとも新しい国 あふれる魅力を満喫

「海外旅行も行き尽くしてしまったな…」という方におすすめしたいのがこちらのニウエ。「世界で一番新しい国」というキャッチフレーズを持つニウエは、サモアの南東にあり、ほかの人と少し違う海外旅行を楽しめる穴場的な南国です。珊瑚礁でできた島は、ほかの島にない自然にあふれています。独特の洞窟や渓谷、70m先まで見えるほど澄んだ海。大きさは日本の淡路島の半分ほど、人口は約1,900人と小規模な島ですが、贅沢なほどに見どころが詰まっています。
ニウエはもともとニュージーランドの属領でした。1960年に議会が成立し、1974年には内省自治権を獲得してニュージーランドとの自由連合に移行。いまでは恵まれた自然を活かした観光に力を入れており、南国ならではのアクティビティで訪れる人々を楽しませてくれます。
ドルフィンウォッチングやホエールウォッチング、どこまでも見通せる海の中でのダイビングやシュノーケリング、時間を忘れさせてくれそうな清涼な空気のなかでの森林浴。滞在中にどれだけのアクティビティを満喫できるか悩みそうなほどの充実度です。
珊瑚礁のなかにたたずむ「アバイキ洞窟」、波の侵食が岩を削って生み出した「タラバ・アーチ」、人が少なくプライベート感が味わえ、カラフルな魚たちを眺めながらシュノーケリングが楽しめる「ヒオ・ビーチ」などの観光スポットもたっぷりそろっています。
住民たちの人柄は温厚で、旅行先で心配しがちな犯罪も少ないとのこと。治安面でも安心して楽しめます。
※写真は全てイメージです