あえて外すハイシーズン
10月~12月の沖縄で「のんびり」を満喫
夏のイメージが強い沖縄ですが、あえてハイシーズンを外した10月~12月に訪れるのも乙なもの。観光客が少ない時期になりますが、その分、沖縄の空と海のブルーを独り占めできる楽しみが味わえます。人が少ないからこそたっぷり「のんびり」を満喫しながら、沖縄の魅力を再発見してみませんか。
瀬長島
ウミカジテラス
沖縄の言葉で「海風」を意味する「ウミカジ」。その名を冠した「ウミカジテラス」では、地元名産の野菜や果物をふんだんに使ったグルメやショッピングを思う存分楽しめます。立ち並ぶ約30もの店舗は、こぢんまりとしたデザインでモダンな雰囲気。パワフルなイメージが強い沖縄のなかで、どこか瀟洒な海外映画のような空間が広がります。
那覇空港から車で15分という好立地であり、ビーチの散策や足湯も用意されているため、到着したその日にゆったり疲れを癒してから観光したいかたにも向いているでしょう。ウミカジテラスがある島の北側からは空港の滑走路から離着陸する飛行機もよく見えて、青い空を優雅に進む白い姿も堪能できます。乗り物好きにとってもたまらない絶景スポットです。

糸満市
琉球ガラス村
沖縄名物・琉球ガラス。歴史ある琉球ガラスに触れ、美しさを堪能できる名所です。
琉球ガラス村のなかはアクティビティに満ちています。ワークショップは老若男女が楽しめるバラエティに富んでおり、ガラス製品の制作体験や、熟練の職人による実演など興味の尽きる暇がありません。敷地内にもふんだんに琉球ガラスがあしらわれ、ガラスの花やステンドグラスに目を奪われそうです。
ひめゆりの塔から近い場所にあり、名所めぐりのひとつとしてコースに組み込むのもおすすめです。

国頭郡
今帰仁城跡 (なきじんじょうあと)
沖縄本島・北部の名所のひとつ、今帰仁城跡。世界遺産にも登録されているこの遺跡の歴史は古く、13世紀まで遡れます。当時、その地を支配していた王族の居住跡と言われている今帰仁城跡は、ゆるやかにくねった石垣の後ろに海を構え、ほかの地では味わえない独特の空気と美観を青い空の下に広げている絶景の名所です。ボランティアガイドがいるため、より深く今帰仁城の歴史を知りたいかた、見どころを余すところなく楽しみたいかたでも安心です。ゆっくりと歩けば少し長めの散策にもぴったりで、観光中に気楽なアクティビティを取り入れたいときにもおすすめできるでしょう。
タイミングによっては独自のイベントが開催されていることもあります。今帰仁城ならではの空気をより体験したくなったら、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
